2006年02月28日

マックス・ローチ&クリフォード・ブラウン『イン・コンサート』

inconcert.jpg Clifford Brown - The Best of Max Roach and Clifford Brown in Concert

アート・ブレイキーと並ぶハードバップ期の大物ドラマー、マックス・ローチのもとにも、幾多のトランぺッターが去来します。なかでもやはり、クリフォード・ブラウンとの双頭グループ、ブラウン=ローチ・クインテットは忘れられない名コンボです。

イン・コンサート』は、このクインテット唯一のライヴ録音です。彼らの作品の大半はエマーシーに残されていますが、これはジーン・ノーマンの GNP (Gene Norman Presents) の作品です。

ジーン・ノーマン (Gene Norman) といえば、ノーマン・グランツ (Norman Granz) になりきれなかった男として知られています(笑)。ヴァーヴ、パブロの両レーベルを興し、JATP を成功させた希代のプロデューサー、ノーマン・グランツとは名前のつづりもそっくりで、仕事も同じ興行師ということで、どうしても比べられてしまう運命にあるのですが、これは相手が悪すぎます。

それはさておき、『イン・コンサート』です。前半の4曲(1954年8月30日録音)は、エマーシーでもおなじみのメンバーによるライヴ、後半の4曲(1954年4月録音)は、ピアノのカール・パーキンス(!)を含む初期のクインテットによるライヴ録音です。

ライヴは、ジーン・ノーマンの司会からはじまります。そしてデューク・ジョーダン(Duke Jordan)の名前を逆にしてつづめた〈ジョードゥ(Jordu)〉が演奏されます。デューク・ジョーダンといえば、自作曲〈危険な関係のブルース〉を他人名義でクレジットされて憤慨したというエピソードが有名ですが、曲名に自分の名前を刻み込んだのは、また曲をかっぱらわれる危険を回避したかったからでしょうか(笑)。

2曲目〈言い出しかねて(アイ・キャント・ゲット・スターテッド)〉。ブラウニーのペットを満喫したいバラードですが、いかんせん、あんまり音がよくありません。高音になると、音が割れて聞きづらいことこのうえない。実にもったいないです。

グループの完成度という意味では前半4曲に譲りますが、ライヴの楽しさという意味では、後半4曲のほうにむしろ愛着を感じます。こちらも冒頭、ジーン・ノーマンのアナウンスに続けてマックス・ローチによるメンバー紹介があるのですが、これがなんともかっこいい。名前を呼ばれた順に演奏に加わっていくだけなのですが、非常にサマになっています。途中で止めてしまうのがもったいないくらいです。

そして、こちらも2曲目には、ブラウニーのペットにスポットを当てた〈テンダリー〉が用意されています。ツボをおさえた小憎らしい演出です。背後でポロンポロンと極甘フレーズをくり出すカール・パーキンスも悪くない。いや、好きですよ。

 

Max Roach, Clifford Brown "In Concert"
(Gene Norman Presents GNP 18)

Clifford Brown (trumpet)
Harold Land (tenor sax) #1-4
Teddy Edwards (tenor sax) #5-8
Richie Powell (piano) #1-4
Carl Perkins (piano) #5-8
George Morrow (bass) #1-4
George Breadsaw (bass) #5-8
Max Roach (drums)

Produced by Gene Norman
Recorded live at California Club; April 1954 (#5-8)
Recorded live at California Club; August 30, 1954 (#1-4)

[Tracks] Clifford Brown - The Best of Max Roach and Clifford Brown in Concert
01. Jordu (music: Duke Jordan)
02. I Can't Get Started (music: Vernon Duke / words: Ira Gershwin)
03. I Get A Kick Out Of You (music+words: Cole Porter)
04. Parisian Thoroughfare (music: Bud Powell)
05. All God's Chillun Got Rhythm (music: Walter Jurmann, Bronislaw Kaper / words: Gus Kahn)
06. Tenderly (music: Walter Gross / words: Jack Lawrence)
07. Sunset Eyes (music: Teddy Edwards)
08. Clifford's Axe (music: Clifford Brown)

[Links: Clifford Brown]
I Remember Clifford: The Clifford Brown Discography
Clifford Brown Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Teddy Edwards]
Teddy Edwards Discography (by Mr. Manri)
[Links: Carl Perkins]
Carl Perkins Discography (by Noal Cohen)
[Links: Max Roach]
Max Roach Discography Project (@ Jazz Discography Project)

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2006年02月27日

フレディ・ハバード『ハブ・トーンズ』

hubtones.jpg Freddie Hubbard - Hub-Tones (The RVG Edition)

今日の午後、真新しいデスクに本棚2つが届きます。自宅の仕事部屋の模様替えです。これまで床に本が山積みになっていたので、かなりスッキリするはずです。楽しみだなあ。

フレディ・ハバードとブッカー・リトルの接点というと、どちらもドルフィーのバンドのメンバーだったことと、コルトレーンの『アフリカ・ブラス』にそろって参加していたことくらいしか思い浮かびませんが、尿毒症のため急逝(1961年10月5日)したリトルのために、フレディは美しくもはかない追悼曲を残します。

名曲〈ラメント・フォー・ブッカー〉は、同じく、道半ばにして逝ったトランペット奏者に捧げられたゴルソン作〈アイ・リメンバー・クリフォード〉のように、いろいろなミュージシャンに演奏される人気曲にはなりませんでしたが、作曲面でも絶望的な「暗さ」で新境地を切り開きつつあったリトルのユニークな曲調をうまく取り込みながら、フレディにしては珍しく、陰影のあるトランペットを聞かせます。「灰色のトランペット」と称されたリトルの音色を彷彿とさせるその演奏は、聞く者の涙を誘います。本当に惜しい人を亡くしたものです。

忘れられないこの曲が収録された『ハブ・トーンズ』は、フレディのブルーノート第5弾にあたります。フロントを分け合うジェイムズ・スポルディングは、フレディと同じインディアナポリス出身のアルト兼フルート奏者。ほかにハンコックやレジー・ワークマンらが参加しています。

アルバムの冒頭を飾る〈ユー・アー・マイ・エヴリシング〉。このトランペットの輝きはどうでしょう。そして、この繊細な表現。フレディは「うますぎる」トランぺッターですが、うまさが嫌みでなく、いい塩梅にしあがっています。〈君こそすべて〉はフレディ君のためにある曲です(笑)。

2曲目〈プロフェット・ジェニングス〉は、「予言者」とあだ名された画家、リチャード・ジェニングスに捧げられています。ドルフィーの『アウトワード・バウンド』や『アウト・ゼア』の表紙を飾った、例の摩訶不思議な絵を描く人です(前者には、フレディも参加していましたね)。

 

Freddie Hubbard "Hub-Tones"
(Blue Note BLP-4115)

Freddie Hubbard (trumpet)
James Spaulding (alto sax, flute)
Herbie Hancock (piano)
Reggie Workman (bass)
Clifford Jarvis (drums)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder
Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ; October 10, 1962

[Tracks] Freddie Hubbard - Hub-Tones (The RVG Edition)
01. You're My Everything (music: Harry Warren / words: Mort Dixon, Joe Young)
02. Prophet Jennings (music: Freddie Hubbard)
03. Hub-Tones (music: Freddie Hubbard)
04. Lament For Booker (music: Freddie Hubbard)
05. For Spee's Sake (music: Freddie Hubbard)

[Links: Freddie Hubbard]
Hub's Disc: Freddie Hubbard Discography
Hub-Tunes: The Freddie Hubbard Discography
[Links: James Spaulding]
James Spaulding (Official Website)
[James Spaulding Discography (by Vincent Bessieres)
Links: Herbie Hancock]
Herbie Hancock: The Official Site
Herbie Hancock Discography (By Christian Genzel)
[Links: Reggie Workman]
Reggie Workman's BassScanz (Official Site)

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2006年02月18日

フレディ・ハバード『ハブ・キャップ』

hubcap.jpg Freddie Hubbard - Hub Cap

2日続けてシーサーのサーバーがダウンしたようで、アクセス不能になってました。どこかから攻撃でも受けたのでしょうか?

どんな曲も軽々と吹きこなす抜群のテクニック。モードからフリーまで自在に行き来する流麗なフレージング。「ザ・金管楽器」とでもいうべきメタリックな音色。フレディ・ハバードの特質をあげるとこんな感じになりますが、個人的には、彼のもっともおいしいところは、その「切れ味」にあるのではないかと思ってます。

ビールの宣伝じゃありませんが、コクとキレでいったら、フレディは断然「キレ」派です。スカッとした爽快感は味わえますが、演奏に奥行きというか、味わい深さは感じられません。でもまあ、そこがフレディのいいところでもあって、3管の真ん中にフレディのような人がいると、やっぱり存在が際立つんですね。陰影とか奥行きとかは、まわりの人が勝手につけてくれる。だから、真ん中の人は、ストレートに、高らかに、歌いあげてくれればそれでよし、てなわけです。

遅れてきたテクニシャン、フレディ・ハバード。1938年4月7日、インディアナ州インディアナポリス生まれ。

フレディ3枚目のリーダー作『ハブ・キャップ』は、彼の人脈で固められた作品です。シカゴ生まれのジュリアン・プリースターは、スライド・ハンプトン・バンド時代の同僚。ダラス生まれのシダー・ウォルトンは、J.J. ジョンソン・バンド時代の同僚。同じインディアナポリス出身のラリー・リドレイとは、カレッジ・バンド時代からの仲間だそうです。それだけじゃありません。フレディ自作の〈ルアーナ〉は姪っ子の名前。〈アーモン Jr.〉はピアニストでもある弟の名前。しかも、この曲のアレンジを担当しているのは、フレディの恩師エド・サマーリンというから、なんとも念の入ったことです(笑)。

注目はやはり、これまでも何度か紹介したシダー・ウォルトンの〈プレクサス〉ですが、実はフレディ自作曲の中に、モード時代に突入した3管メッセンジャーズにふさわしい曲が隠されています。1曲目〈ハブ・キャップ〉や3曲目〈ルアーナ〉なんか、けっこう好きですよ、単純にカッコいい。〈オジー・メエ〉のファンキーなノリもかなりそれっぽい。なんでドラマーがブレイキーじゃないんだろうと思うくらいです。

私は車に興味がないので知らなかったのですが、ハブ・キャップというのは、タイヤのホイール・キャップのことだったんですね。もちろん Hubbard の Hub とかけています。

 

Freddie Hubbard "Hub Cap"
(Blue Note BLP-4073)

Freddie Hubbard (trumpet)
Julian Priester (trombone)
Jimmy Heath (tenor sax)
Cedar Walton (piano)
Larry Ridley (bass)
Philly Joe Jones (drums)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder
Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ; April 9, 1961

[Tracks] Freddie Hubbard - Hub Cap
01. Hub Cap (music: Freddie Hubbard)
02. Cry Me Not (music: Randy Weston)
03. Luana (music: Freddie Hubbard)
04. Osie Mae (music: Freddie Hubbard)
05. Plexus (music: Cedar Walton)
06. Earmon Jr. (music: Freddie Hubbard)

[Links: Freddie Hubbard]
Hub's Disc: Freddie Hubbard Discography
Hub-Tunes: The Freddie Hubbard Discography
[Links: Jimmy Heath]
Jimmy Heath (Official SIte)
[Links: Larry Ridley]
Larry Ridley (Official Site)
[Links: Philly Joe Jones]
Philly Joe Jones Discography Project (@ Jazz Discography Project)

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2006年02月16日

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『ウゲツ』

ugetsu.jpg Art Blakey & The Jazz Messengers - Ugetsu

ジャズ・メッセンジャーズのバードランド録音というと、ブルーノート盤ばかりに目が向きますが、名門リヴァーサイド(アルバムリストはこちら)にも残されています。それがこの『ウゲツ』です(1963年6月16日録音)。

ところで、『ウゲツ』とはなんぞや? 日本語で「ファンタジー」を意味するとはブレイキーの弁ですが、きっと上田秋成の『雨月物語』なんでしょうね。3管メッセンジャーズはこのメンバーでこの年の1月に来日をしていますが(ベースがレジー・ワークマンに代わった)、そこで誰かが妙な話を吹き込んだのでしょう。ファンタジーはファンタジーでも怪談ですからね、明るい曲調とはずいぶん違う気がします(笑)。

ところで、この〈ウゲツ〉、またしてもシダー・ウォルトンの作品なんですね。この人、知名度は低いですが、ホント、いい曲を書きます。白人ビバッパーとして鳴らしたアル・ヘイグの70年代の傑作『インヴィテイション』の冒頭を飾った〈ホーリーランド〉。ベースがリーダーということで見逃しがちなピアノ・トリオの傑作、レイ・ブラウンの『サムシング・フォー・レスター』のこれまた冒頭を飾った〈オホス・デ・ロホ〉。そして、ご存じ〈モザイク〉や〈プレクサス〉など、個人的にはかなり好きな曲ばかり。

で、この〈ウゲツ〉なんですが、実は長いこと聞かずにすっかり忘れていた存在だったんです。それを「再発見」させてくれたのが、ジョシュア・レッドマンのバンドで活躍していたアーロン・ゴールドバーグの『ターニング・ポイント』という作品で、冒頭に〈ファンタジー・イン・D〉という曲が入っています。クレジットを見るとウォルトンの名前があり、気にはなっていたのですが、いかんせん曲名が違うので、検索をかけても出てこない。いい曲なのに残念だとあきらめていたのですが、ある日、iTune で JM のアルバムをかけっぱなしにしていたら、聞き慣れたメロディーが流れてくるじゃないですか! すかさずタイトルを確認しましたよ。「こんなところにいましたか」的な驚きと、買ったことに満足して、ちゃんと聞き込んでいなかった自分に対する反省とで、妙に思い入れのある盤と相成ったのでした、ちゃんちゃん。

 

Art Blakey & The Jazz Messengers "Ugetsu"
(Riverside RLP-464/9464)

Freddie Hubbard (trumpet)
Curtis Fuller (trombone)
Wayne Shorter (tenor sax)
Cedar Walton (piano)
Reggie Workman (bass)
Art Blakey (drums)

Produced by Orrin Keepnews
Recorded by Dave Jones
Recorded live at Birdland, NYC; June 16, 1963

[Tracks] Art Blakey & The Jazz Messengers - Ugetsu
01. One By One (music: Wayne Shorter)
02. Ugetsu (music: Cedar Walton)
03. Time Off (music: Curtis Fuller)
04. Ping-Pong (music: Wayne Shorter)
05. I Didn't Know What Time It Was (music: Richard Rodgers / words: Lorenz Hart)
06. On The Ginza (music: Wayne Shorter)

[Links: Freddie Hubbard]
Hub's Disc: Freddie Hubbard Discography
Hub-Tunes: The Freddie Hubbard Discography
[Links: Wayne Shorter]
The Complete Wayne Shorter
ウェイン・ショーターの部屋 (@ T. Pot 氏)
Wayne Shorter Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Reggie Workman]
Reggie Workman's BassScanz (Official Website)
[Links: Art Blakey]
The Official Art Blakey Website
Art Blakey School of Hardbop
Art Blakey Discography Project (@ Jazz Discography Project)

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2006年02月15日

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『スリー・ブラインド・マイス』

threeblindmice.jpg Art Blakey - Three Blind Mice,  Vol. 1

重厚でモダンなアンサンブルで時代を駆け抜けた3管メッセンジャーズが、ハリウッドのルネッサンスで残したライヴ盤、『スリー・ブラインド・マイス』です(1962年3月18日録音)。

3管を巧みに生かした分厚いサウンド、先が読めないスリリングな展開、隠れた名作曲家シダー・ウォルトンのモーダルな曲とアレンジ、どれをとっても、新時代の息吹が感じられるこの作品のタイトルは、英語圏の子供たちにはおなじみの童謡、マザー・グースの「Three Blind Mice(三匹のめくらのネズミ)」からとられています。

4曲目〈プレクサス〉。「網目状」といった意味ですが、これ、どこかで聞いたことはありませんか? そうです、昨日アップした『モザイク』のタイトル曲とよく似ているんです。作曲はどちらもシダー・ウォルトン。初出は、JM 参加前のフレディー・ハバードの姿をとらえた『ハブ・キャップ』(ウォルトンも参加)ですが、これは、おそらく名曲〈モザイク〉の原型となったものでしょう。そういえば、「寄せ木細工」「モザイク模様」というタイトルも、「網目状」の〈プレクサス〉とよく似ています。

フレディ・ハバードのクリアでよく通るトランペットをフィーチャーした〈ブルー・ムーン〉、名手シダー・ウォルトンを再認識させられる〈ザット・オールド・フィーリング〉、カーティス・フラーの丸みをおびたトロンボーンの低音が心地よい〈ホエン・ライツ・アー・ロウ〉など、聞きどころ満載のアルバムです。

 

Art Blakey & The Jazz Messengers "3 Blind Mice"
(United Artists UAJ 14002)

Freddie Hubbard (trumpet)
Curtis Fuller (trombone)
Wayne Shorter (tenor sax)
Cedar Walton (piano)
Jymie Merritt (bass)
Art Blakey (drums)

Produced by Alan Douglas
Recorded by Wally Heider
Recorded live at the Renaissance, Hollywood, CA; March 18, 1962

[Tracks] Art Blakey - Three Blind Mice,  Vol. 1
01. Three Blind Mice (Curtis Fuller)
02. Blue Moon (music: Richard Rodgers / words: Lorenz Hart)
03. That Old Feeling (music: Sammy Fain / words: Lew Brown)
04. Plexis (aka. Plexus) (music: Cedar Walton)
05. Up Jumped Spring (music: Freddie Hubbard)
06. When Lights Are Low (music: Benny Carter / words: Spencer Williams)

[Links: Freddie Hubbard]
Hub's Disc: Freddie Hubbard Discography
Hub-Tunes: The Freddie Hubbard Discography
[Links: Wayne Shorter]
The Complete Wayne Shorter
ウェイン・ショーターの部屋 (@ T. Pot 氏)
Wayne Shorter Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Art Blakey]
The Official Art Blakey Website
Art Blakey School of Hardbop
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2006年02月14日

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『モザイク』

mosaic.jpg Art Blakey & The Jazz Messengers - Mosaic

ジャズ・メッセンジャーズ(JM)が最もカッコよかったのは、トロンボーンを加えた3管時代だろうと個人的には思っています。ファンキー時代を支えたリー・モーガンとボビー・ティモンズが去り、新メンバーにトランペットのフレディ・ハバード、トロンボーンのカーティス・フラー、ピアノのシダー・ウォルトンを迎えた新生 JM を仕切るのは、もちろんウェイン・ショーターです。

初のスタジオ録音となる『モザイク』には、新生 JM の幕開けを飾るにふさわしい、フレッシュなサウンドが横溢しています(1961年10月2日録音)。キーワードは「モード」です。アルバムの冒頭、シダー・ウォルトンの〈モザイク〉から、JM が新たな局面に突入したことを実感させる演奏が続きます。ハードバップからファンキー時代にはなかったスタイリッシュな響き、この響きこそ、60年代を席巻したモード・ジャズの正体です。

モードがはたしてどういうものか、理論的にはよくわかりません(笑)。でも「これがそうだよ」といわれれば、私でもわかる。だって、聞いた感じがまったく違いますから。そして、この音楽を創り出したのが、ベニー・ゴルソンではなくショーターだったというのもうなずけます。ピアノは、ティモンズではなくウォルトンでなければならなかったし、トランペットも、モーガンではなくハバードでなければならなかった。う〜ん、聞けば一発でわかるはずなのに、私のつたない表現力では伝えきれないのがもどかしい(笑)。

このアルバム、JM のブルーノート作品としては、『ジャズ・コーナーで会いましょう Vol. 1』『同 Vol. 2』以来となるのですが、この間も録音は続いていました。モーガン&ショーターの2管時代だけでも、実に4枚ものアルバムが吹きこまれていますが、発売はすべて先送りされ、この『モザイク』を優先させた。その気持ち、わかります。それくらいこのアルバムは新しい。もちろん2管時代も悪くないけれど、『モザイク』のインパクトと比べると雲泥の差があります。

とにかくショーター作〈チルドレン・オブ・ザ・ナイト〉を聞いてください。うまく説明できないけれど、この新しさこそ、3管メッセンジャーズの命です。

 

Art Blakey & The Jazz Messengers "Mosaic"
(Blue Note BLP-4090)

Freddie Hubbard (trumpet)
Curtis Fuller (trombone)
Wayne Shorter (tenor sax)
Cedar Walton (piano)
Jymie Merritt (bass)
Art Blakey (drums)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder
Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ; October 2, 1961

[Tracks] Art Blakey & The Jazz Messengers - Mosaic
01. Mosaic (music: Cedar Walton)
02. Down Under (music: Freddie Hubbard)
03. Children Of The Night (music: Wayne Shorter)
04. Arabia (music: Curtis Fuller)
05. Crisis (music: Freddie Hubbard)

[Links: Freddie Hubbard]
Hub's Disc: Freddie Hubbard Discography
Hub-Tunes: The Freddie Hubbard Discography
[Links: Wayne Shorter]
The Complete Wayne Shorter
ウェイン・ショーターの部屋 (@ T. Pot 氏)
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[Links: Art Blakey]
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2006年02月13日

『ヒアズ・リー・モーガン』

heresleemorgan.jpg

ずいぶん時間がかかりましたが、ライブドアからの引っ越し作業がやっと完了しました。過去記事については、サイドバーの記事検索を使ってみてくださいな。旧ブログは予告なしに閉鎖するかもしれないので、ブックマークやリンクは 、http://bop.seesaa.net/ にお願いします。

メイナード・ファーガソンのビッグバンドにいた売り出し中の新人テナー奏者ウェイン・ショーターをジャズ・メッセンジャーズ(JM)に誘ったのは、リー・モーガンでした。1959年8月、2人はまずウィントン・ケリーの『ケリー・グレイト』で共演し(このアルバムはショーター初録音にあたります)、続いて同年11月、『イントロデューシング・ウェイン・ショーター』でも共演して(ショーター初リーダー作)、急接近していきます。

上記2作と同じ、シカゴのヴィー・ジェイに残された(アルバム・リストはこちら)『ヒアズ・リー・モーガン』にはショーターは参加していませんが、ショーターのオリジナルが入っていて、2人の蜜月ぶりをうかがわせます。

それにしても、このジャケット、どうですか。細身のスーツでバシッと決めたリー・モーガン。少年のあどけなさを残しながらも、精一杯背伸びをして、クールに決めた彼の立ち姿。こりゃ、女性がほっとかないわけだ(笑)。リー・モーガンの「とっぽい」イメージの大半は、このジャケによるのではないかと思わせる出来映えです。ホンマ。めちゃめちゃカッコいい!

そして、演奏の白眉はシナトラ作の〈アイム・ア・フール・トゥ・ウォント・ユー〉。ビリー・ホリデイの絶唱でも知られるこの曲を、リー・モーガンはミュート・トランペットで情感たっぷりに歌います。一歩間違えるとムード歌謡に陥ってしまうそうなギリギリのラインで吹ききるモーガンのすばらしさ。ため息が出ます。こうやって女性を口説いていたんでしょうね、きっと。ウィントン・ケリーの手数が多いのが少し気になりますが、それを補ってあまりあるモーガンの吹きっぷりです。



"Here's Lee Morgan"
(Vee Jay VJ 3007)

Lee Morgan (trumpet)
Clifford Jordan (tenor sax)
Wynton Kelly (piano)
Paul Chambers (bass)
Art Blakey (drums)

Reocorded at Bell Sound Studios, NYC; February 3, 8, 1960

[Tracks] 
01. Terrible "T" (music: Lee Morgan)
02. Mogie (music: Lee Morgan)
03. I'm A Fool To Want You (music+words: Frank Sinatra, Joel Herron, Jack Wolf)
04. Running Brook (music: Wayne Shorter)
05. Off Spring (music: Milt Jackson)
06. Bess (music: Lee Morgan)

[Links: Lee Morgan]
The Lee Morgan Discography (by Masaya MATSUMURA)
Lee Morgan Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Clifford Jordan]
Cliff Jordan (@ Nelson's Navigator for Modern Jazz)
[Links: Wynton Kelly]
Wynton Kelly: a discography with cover photos (by Atsushi acchan Ueda)
Wynton Kelly Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Art Blakey]
The Official Art Blakey Website
Art Blakey School of Hardbop
Art Blakey Discography Project (@ Jazz Discography Project)

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2006年02月09日

アート・ブレイキー&ザ・ジャズ・メッセンジャーズ『チュニジアの夜』

anightintunisia_bn.jpg Art Blakey & The Jazz Messengers - A Night In Tunisia

さて、絶頂期を迎えたブレイキーの JM ですが、1959年2月に音楽監督のベニー・ゴルソンが脱退。以後、テナー奏者が定まらず、旧メンバーのハンク・モブレイが復帰したり(『アット・ザ・ジャズ・コーナー・オブ・ザ・ワールド Vol. 1』『同 Vol. 2』を収録)、フランスの貴公子バルネ・ウィランを迎えたりしましたが、(ジェラール・フィリップとジャンヌ・モローが共演した仏映画『危険な関係』のサントラ盤を収録)、同年秋、いよいよ本命ウェイン・ショーターが登場、以後、JM はショーターを中心にまわりはじめます。

ショーター参加後のブルーノート第1作は『アフリケイン』。でも、これはアルフレッド・ライオンによってボツにされます(後年、LT シリーズとして日の目を見た。LT-1088)。続いて『ザ・ビッグ・ビート』(BLP-4029)が吹き込まれ、そして、モーガン&ショーターの2管フロント時代の最高傑作『チュニジアの夜』へと続きます(1960年8月7日、14日録音)。

ガレスピー作〈チュニジアの夜〉は JM の十八番で、熱のこもった演奏がいくつか残されていますが、なかでも白眉は、このアルバムでの演奏でしょう。よく聞くと、非常に凝ったアレンジで(この曲だけで少なくとも6回のテイクを重ねたそうです)、ブレイキーの派手なドラムソロからはじまり、ジミー・メリットのベースが地を這い、小さな音でピアノがスタート、続いてショーターが短いリフをくり返し、最後に満を持してリー・モーガンが登場、テーマ・メロディーをかき鳴らす、というこの曲の出だしの部分はホントにかっこいい!

そして、ボビー・ティモンズの〈ソー・タイアド〉。ファンキー・ジャズを奏でるショーターというのが笑えます。妙にこまっしゃくれたフレーズが、ショーターなりになじもうと必死になっているようにも聞こえます(笑)。その点、モーガンはお手の物。この段階では、まだモーガンの影響力のほうが強そうです。

なにしろショーターの自作曲は1曲のみ。それよりも、モーガンのオリジナル2曲が目を引きます。「山」「小僧のワルツ」と日本語のタイトルがついているのは、当時、モーガンが日系人女性と結婚していたから。「小僧」はペットのプードルの名前だとか。

翌61年1月には、 JM はこのメンバーで初来日、日本中をファンキー・ブームに染め上げます。

 

Art Blakey & The Jazz Messengers "A Night In Tunisia"
(Blue Note BLP-4049)

Lee Morgan (trumpet)
Wayne Shorter (tenor sax)
Bobby Timmons (piano)
Jymie Merritt (bass)
Art Blakey (drums)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder
Recorded at the Van Gelder Studio, Englewood Cliffs, NJ; August 7 (#1, 3, 5), 14 (#2, 4), 1960

[Tracks] Art Blakey & The Jazz Messengers - A Night In Tunisia
01. A Night In Tunisia (music: Dizzy Gillespie, Frank Paparelli)
02. Sincerely Diana (music: Wayne Shorter)
03. So Tired (music: Bobby Timmons)
04. Yama (music: Lee Morgan)
05. Kozo's Waltz (music: Lee Morgan)

[Links: Lee Motgan]
The Lee Morgan Discography (by Masaya MATSUMURA)
Lee Morgan Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Wayne Shorter]
The Complete Wayne Shorter
ウェイン・ショーターの部屋 (@ T. Pot 氏)
Wayne Shorter Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Bobby Timmons]
Bobby Timmons Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Art Blakey]
The Official Art Blakey Website
Art Blakey School of Hardbop
Art Blakey Discography Project (@ Jazz Discography Project)

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2006年02月08日

『リー・モーガン Vol. 3』

leemorgan3.jpg 

ブルーノートがその他のレーベルと決定的に違うのは、ありがちなスタンダード曲をほとんど録らなかったことです。つねに新しいものを欲していたアルフレッド・ライオンにとって、「スタンダード曲をどう料理(Cook)するか」というのは、興味の対象外でした。アーティストには自作曲の提供を求め、それを中心にしてセッションを組み立てる。スタンダードは、演ったとしても刺身のつまのようなもので、メインディッシュはあくまでジャズメン・オリジナルでした。

ブルーノート作品に特有のキリリと引き締まった風情は、必ずリハーサルを行って作品としての完成度を追求した結果だといわれていますが(リハーサルにもギャラを払っていたそうです。インディーズとしては異例の待遇でしょう、やっぱり)、もう一つ、新しい楽曲にチャレンジすることの緊張感も、無視できないのではないかと思います。

リスナーはスタンダードに「くつろぎ」を求めます。ベテランの妙技にため息をつくのも、新人の斬新な解釈にハッとさせられるのも、メロディーをそらんじるほど聞き慣れた曲だからこそ、です。好きな曲を追っかけて、いろいろな人の演奏を楽しむ曲聞きは、だから、ジャズ・ファンの大きな楽しみでもあります。でも、曲聞きをしていると、どうしても縁遠くなってしまうのが、ブルーノートというレーベルの特徴なんです。そこが、好き嫌いが分かれるところでもあります。

オリジナル曲至上主義とでもいうべきブルーノートにあって、リー・モーガンの存在が特異なのは、デビュー当時は本人の自作曲がまったく取り上げられていないことです(彼のオリジナル曲が収録されるようになったのは、5枚目のリーダー作『ザ・クッカー』からです)。

つまり、神童といわれたリー・モーガンといえども、まだこの時点では作曲の才能が開花していなかった。でも、そんなことはたいした問題じゃない、と思わせるところに、天才の天才たるゆえんがあります。彼は与えられた曲をただ吹くだけでよかった。それだけで、そこには一筋の明るい光が差し込み、周囲の景色もバラ色に変えてしまう力がみなぎっていました。

リー・モーガンに欠けていた才能を補ったのは、同郷の先輩ベニー・ゴルソンでした。楽曲を提供し、アレンジも施して、天才少年リーの歩むべき道を示したのが彼でした。前2作では演奏にも参加せず、完全に黒子に徹していましたが(オーウェン・マーシャルとの2人体制でした)、この『リー・モーガン Vol. 3』はいよいよ本人も参加して、これぞゴルソン・ハーモニーという決定的な作品に仕上げます。

アルバムの冒頭で、同じく編曲も得意にしたジジ・グライスのフルートが聞こえてきただけで、名盤の予感がひしひしと押し寄せます。重厚でいながら色彩感に富んだアレンジの中を蝶のように舞うリー少年。う〜ん、やっぱりできすぎです、これは。

そして、極めつけはキラー・チューン〈アイ・リメンバー・クリフォード〉。同郷の故クリフォード・ブラウンに捧げられたこの曲は、誰からも愛されたというブラウニーの人柄を偲ばせる甘く切ない響きに満ちています。それを真正面から吹ききるリー・モーガンも見事! ここに、正真正銘のブラウニーの後継者が誕生します。



"Lee Morgan, Vol. 3'"
(Blue Note BLP-1557)

Lee Morgan (trumpet)
Gigi Gryce (alto sax)
Benny Golson (tenor sax)
Wynton Kelly (piano)
Paul Chambers (bass)
Charlie Persip (drums)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder
Recorded at the Van Gelder Studio, Hackensack, NJ; March 24, 1957

[Tracks] 
01. Hasaan's Dream (music: Benny Golson)
02. Domingo (music: Benny Golson)
03. I Remember Clifford (music: Benny Golson)
04. Mesabi Chant (music: Benny Golson)
05. Tip-Toeing (music: Benny Golson)

[Links: Lee Morgan]
The Lee Morgan Discography (by Masaya MATSUMURA)
Lee Morgan Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Gigi Gryce]
Gigi Gryce (by David Griffith)
Gigi Gryce (by Noal Cohen)
[Links: Benny Golson]
Benny Golson's Official Website
[Links: Wynton Kelly]
Wynton Kelly: a discography (by Atsushi acchan Ueda)
Wynton Kelly Discography Project (@ Jazz Discography Project)

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2006年02月03日

『リー・モーガン・インディード!』

leemorganindeed.jpg

クリフォード・ブラウンが自動車事故によって、突然この世を去ったのが1956年6月26日。それと呼応するかのように、この年、ブラウニー第二の故郷フィラデルフィア出身の若手ジャズメンが、大挙してニューヨークに進出します。

永遠のやんちゃ坊主、リー・モーガンもその1人。フィリー時代にブラウニーの薫陶を受けた少年は(家にもちょくちょく遊びにいったらしいです)、まだティーン・エイジャーのあどけなさを残したまま、勇躍ニューヨークの地に足を踏み入れます。

リー少年が他の誰とも違っていたのは、そのデビューの華々しさでした。初録音がいきなりリーダー作だっただけでも驚きなのに(ふつうの人なら、何作かサイドメンとして名を連ね、実績を積み重ねてから、満を持してリーダー作を吹き込みます)、それからわずか1か月の間に3枚のリーダー作を録音したのです。デビュー盤は当然まだ発売されていませんから、販売実績ゼロの新人にそこまで入れ込むなんて、プロデューサーに自信がなければ、できないことです。

で、その初録音は、56年11月4日に、アルフレッド・ライオン率いるブルーノートで行われます。『リー・モーガン・インディード!』。

天才リー少年は、このとき弱冠18歳(!)。脇を固めるのは、フィリー人脈から、アルトのクラレンス・シャープに、その名もフィリー・ジョー・ジョーンズ(ベテラン・ドラマー、ジョー・ジョーンズ(Jo Jones)と区別するために「フィリー」がついたそうです)。そして、クレジットはされていませんが、同じくフィリー出身のベニーゴルソンとオーウェン・マーシャルが楽曲とアレンジを提供しています。

ちなみに、ヴィック盤『チュニジアの夜』に参加していたベースのスパンキー・ディブレストも、フィリー出身でリー・モーガンの友人だとか。低迷期にフィリーを訪れたブレイキーは、すばらしい音色をもつ少年リーにも声をかけたのですが、あろうことか、リー少年のほうで断ったそうです(笑)。リー少年がニューヨークに進出して、ブレイキーのバンドに参加するのに、それから2年以上の年月が流れています。

 

"Lee Morgan Indeed!'"
(Blue Note BLP 1538)

Lee Morgan (trumpet)
Clarence Sharpe (alto sax)
Horace Silver (piano)
Wilbur Ware (bass)
Philly Joe Jones (drums)

Produced by Alfred Lion
Recorded by Rudy Van Gelder
Recorded at the Van Gelder Studio, Hackensack, NJ; November 4, 1956

[Tracks]
01. Roccus (music: Horace Silver)
02. Reggie Of Chester (music: Benny Golson)
03. The Lady (music: Owen Marshall)
04. Little T (music: Donald Byrd)
05. Gaza Strip (music: Owen Marshall)
06. Stand By (music: Benny Golson)

[Links: Lee Morgan]
The Lee Morgan Discography (by Masaya MATSUMURA)
Lee Morgan Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Horace Silver]
Horace Silver Tribute and Discography (@ Hardbop Homepage)
Horace Silver Discography Project (@ Jazz Discography Project)
[Links: Philly Joe Jones]
Philly Joe Jones Discography Project (@ Jazz Discography Project)

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